エステティックサロンの契約書雛形です。
本契約書雛形は全14条(A4用紙3枚)で構成しています。
以下に雛形の概要を記載します。
※2022年6月1日施行の特定商取引法の改正(クーリングオフ通知の電磁的手段対応)について反映しております。
契約の成立
契約書の締結と同時に契約が成立することの確認と、未成年者には親権者の同意書が必要なことの確認です。
未成年者との契約は民法の規定により、その親権者がいつでも自由に取消することができる不安定なものであるため、予め親権者の同意を得て契約を確定しておく必要があります。
本サービスの提供場所および内容
サービスを提供する場所、サービス内容、サービスの対価を定めます。
契約期間
契約期間を定めることでサービス提供の期間を限定し、不適当な長期的サービス提供に陥るリスクを予防します。
また、契約期間経過後は中途解約による返金には応じられないことを明示しています。
体調管理
施術前には体調確認を行うことを定め、施術による事故を予防します。
役務提供対価の支払い
現金払いやクレジット支払いなど、料金の支払い方法を定めます。
クーリングオフ
クーリングオフ告知文を記載した契約書をクライアントに渡した日から8日間の間は、クーリングオフによる解約を受け付けることを定めます。
中途解約の清算
特定商取引法の中途解約基準を記載しております。サービス提供前の解約損料は2万円ですが、サービス提供以後はサービス実績の費用に解約損料(2万円か契約額の10%のどちらか低い金額)を加えた額となります。
支払い総額から、これらの金額を差し引いた金額がクライアントへの返還金額となります。
本サービスの効果
エステによる施術の成果を確約する性質の契約ではないことを確認し、クライアントの自覚を促し、事後のトラブルを予防します。